ある時、テレビで何気なく見かけた、芸能人の誰だったかが、さりげなく英語を一言喋っている姿がめちゃくちゃカッコよくて、こんな風に英語をしゃべりたいと思ったのが、英語再学習のきっかけでした。
あれから、かれこれ20年近く、英語を毎日意識して過ごしています。
きっと、付け焼き刃ではなく、英語が身に付いてくれると信じて。
読み、書きの英語学習では喋れるようにはならない
日本の英語教育は、読み、書きですよね。今は変わってきているかもしれませんが。
読み書きは、とても大切なのは間違いありません。読み書きすればする程、英語の理解が深まると思います。
しかし、読み書きだけをいくら頑張っても、絶対にしゃべれるようにはならないと思います。
僕も、まだそんなに自信を持ってしゃべれるとは言えませんが、少なくとも読み書きの勉強をしただけでは全くしゃべれませんでした。
読み書きの知識で、何とかしゃべろうとすることは出来ます。何とか英語を口にすることも出来ます。
でも、片言英語の粋を出ることはありません。
そのことに気付いたのは、英語再学習を始めてから10年以上経ってからでした。
きっかけは、名前は忘れてしまいましたが、スピーキングのテストプログラムでした。
予め、質問が知らされていたので、ある程度練習して臨みました。
が、全然ダメでした。
しゃべって口を慣らさないとしゃべれない
その後、「目指せTOEIC700点講座」という講座を受ける機会があり、そこで、シャドーイングを知りました。
シャドーイングとは、英語を聞いてそのすぐ後を追いかけるというものです。
始めは、後を追いかけてしゃべりながら、もう次から次に進んでしまうので、聞けない。
聞けないから、追いかけてしゃべれない。という感じでした。
諦めずに、続けていると、段々、後を追いかけてしゃべりながらも、英語を聴けるようになってきました。
聴けるようになってくると、そのまま真似するだけなので、何か英語っぽくしゃべれるようになってきます。
シャドーイングすごい!
これを、コツコツ、コツコツ通勤時に駅までの行き帰りで、一人でブツブツ言いながら歩いていました。
本当に、地道に続ければ成長しますね。だんだん、初めて聴いた英語でも、そのままシャドーイングできるようになってきました。
英語を話す時と、日本語を話すときの声の出し方の違いも分かるようになってきました。英語の方がお腹から出す感じですね。
そして、ある時、ふと、実戦の機会が訪れました。
仕事で、イタリアメーカの品物を扱っていたのですが、コロナの影響で、来日予定のエンジニアが来日できなくなりました。webで繋ぎながらイタリアメーカの品物を動かすことになりました。
意思疎通は、英語です。
お互い第二外国語だったのが良かったのと、その時相手してくれたイタリア人が根気よく僕の英語を聞き取ろうとしてくれたので、話しやすかったということもあり、何とか英語でコミュニケーションをとることが出来ました。
その仕事が、かれこれ1ヶ月くらい続いたので、これ以上ない英語のトレーニングになりました。
シャドーイングの練習の成果も徐々に現れて、自分でも結構英語喋れたと思います。
英語でコミュニケーションとっている自分に、自己満足の陶酔したりしていました。
なかなか英語を話す機会がありませんが、これからも英語の勉強を続けていきたいと思っています。
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