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人を許して幸せになる

人生哲学

この世の中、実に色々な人がいます。自分の周りに人が10人居れば、1人はあなたを嫌ってくる、7人は好きでも嫌いでもない中立な人、2人は互いに受け入れられて親友になれるそうです。

だから、あなたが何も悪いことをしていなくても、何故か嫌ってきたり、攻撃してきたりしてくる人は少なからず現れるのです。

嫌なことをしてくる人のことを自分の為に許してあげる

結論からいいます。あなたを嫌ってきたり、攻撃をしてきたりする人のことを許してあげてください。

これは、あなた自身の為にそうして欲しいのです。

だって、怒っている時の自分て、幸せではないですよね。

限りある人生の貴重な時間を、そんな最低の人の為に使って欲しくないのです。しかも、その時のあなたは幸せを感じていない。

それならは、その人のことはキッパリ許して、考えるのをやめましょう。

それでも、気付くと腹が立ったりします。ふとした事で、思い出し、怒りがこみ上げてくることもあるでしょう。

それは仕方のない事です。

しかし、その怒りの感情を長続きさせるのはやめることを意識してください。

あなたには幸せな時間を多く過ごしてもらいたいのです。怒りの感情は幸せとは程遠い感情です。

まずはこのことを意識して、自分の為に、相手のことを許してあげてください。

もう一言付け加えると、人を許せる人というのは、人間が大きい人です。

自分に嫌なことをしてくる人を許せるあなたは、その相手よりも何倍も大きくて立派な人なのです。

自分だけ怒っているのはバカバカしい

嫌なことをしてくる人をさっさと許した方が良い理由をもう一つ説明します。

あなたは何も悪いことをしているつもりはないのに、嫌ってきたり、攻撃をしてきたりされたら嫌ですよね。当然こちらもそうゆう人とは、出来れば関わりたくありません。

しかし、仕事の立場上、どうしても完全には離れられない等、仕方ない理由で関係を持たざるを得ない状況はあると思います。

そんな人が会社の直属の上司だったりしたら、それこそ悲劇です。(実はこれ、僕のことです。。。)

僕の場合のその上司は自分のことをアピールすることしか考えておらず、相手をけなして自分が凄いと主張するタイプです。しかも、相手を選んでそれをやるという本当に最低の人間でした。

書類を作れば、みんなの前でとことんけなされました。業績を素直に認めてくれることもありません。

事あるごとに、眠れないほど腹を立てることが何度もありました。

しかし、ある時、気付いたのです。

自分がこんなにも腹を立てていることを、あの上司は微塵も感じていない。

自分が眠れないほど腹を立てているこの時も、あの上司は呑気にいびきをかいて眠っている。

そう気付いた時、自分だけ怒らされていることに、更に腹が立ちました。

更に腹を立てて、もう極限まハラワタが煮えたぐった時に思いました。

「これ以上、腹を立てても、何の解決にもならない。解決どころか、自分が損しているだけだ。」

これは気持ちを切り替える必要があると思いました。怒れば怒るほど、土壺にはまっていく感じです。

僕はこうして怒りを収めました

そして、少しづつ、自分に言い聞かせていきました。

限りある貴重な人生の時間のなかで、嫌な人のことを考えている暇はない。

もっと自分の周りの幸せを感じよう。

その相手は最低な人間だと思うが、その最低な人間に審判を下すのは自分ではない。もっと偉大な存在(神様)が必ず審判を下してくれる。

だから、自分はその審判が下されるのを待つことにしよう。

更に、ノートにその時の怒りの気持ちを書き殴りました。誰にも見せないノートです。その時の本心をあるがままに書き出しました。

そうすると、不思議と気持ちが少し楽になりました。

怒りの気持ちは幸せとは真逆の気持ちです。

穏やかな気持ちで毎日を過ごすことは、幸せを感じる為の条件です。

自分の怒りの気持ちをきちんとコントロールして、何も生み出さない、むしろマイナスを生み出す怒りの感情を上手く手放しましょう。

今日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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