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自分を受け入れることで幸せになる

人生哲学

周りの人を羨んだり、自分に無いものを持っている人に対して劣等感を抱いたり、してしまうことって、ありますよね。

人と比べて羨んだり劣等感を感じる前に、自分自身の持っている良さを探してみること。

これをするのが大切だと思います。

自分に与えられたものを認識する

あなたはあなた、人は人。

あなたには、あなただけの良さがあります。

自分の良さを、見付けられるのは自分だけです。

自分の良さを、良さとして使えるのは自分だけです。

他の誰でもありません。

それは、兎にも角にも、まずは自分自身の持っているものを認識することから始まります。

自分の嫌な部分を含めて、ありのままの自分自身を、まずは、これが自分自身なんだと受け入れるということです。

自分自身の受け入れ方を紹介します。

まず最初のステップは自分を冷静に客観的に観察して、自分の特性を掴みましょう。先ほども述べた通り、いい部分はもちろん、自分が良くないなと感じる部分も含めて全て書き出します。

例えば、僕の場合は、

 ① 新しいことを始める時、行動する前に考えてしまう

 ② 人との会話が苦手

 ③ 大人数が苦手、少人数の方が好き

 ④ 相手の気持ちになって考えることができる

 ⑤ 物を大切にする

 ⑥ 何をするにもベストなやり方を考えながらできる

 ⑦ 笑顔で居るのが好き

 ⑧ 読書が好き

 ⑨ 車の運転が好き

 ⑩ 大声や、乱暴な言葉が嫌い(適切な音量で、綺麗な言葉を使って会話するのが好き)

例えば、このような感じです。ここには例で10個挙げましたが、もっと可能な限り絞り出せれば尚いいと思います。

自分の得意な部分、得意でない部分、好きなこと又は嫌いなこと全て書き出せるとベストです。

このステップでは、自分のことを客観的に分析しました。

苦手や嫌いを、得意なことや好きなことに変えてしまう

次のステップでは、自分について書き出した項目の中で、得意でない部分や嫌いなことについて、逆から考えてみます。

得意でない事を逆から考えると得意なことになります。嫌いなことを逆から考えると好きなことになります。

例えば、僕の例で書き出した①〜③、⑩の内容について、以下の様に考えます。

①の「行動力がない」ことに関しては、「何事も良く考えてから行動できる」と解釈する。

②の「人と話すのが苦手」な部分は、その分、「聞くのが上手」と。

③の「大人数より少人数」というのは、「浅く広い付き合いより、深く狭い付き合いを好む」という解釈にしてしまいます。

⑩の「大声や乱暴な言葉使いが嫌い」ということについては、「適度な声量で、綺麗な言葉を使うのが好き」となります。

この様に、自分の苦手な部分も逆から考えれば得意な部分になります。

このステップでは、全ての項目を得意なこと、好きなことに変えて自分自身を受け入れました。

他人と比べる必要が無いことに気付く

ここまでで、だいぶ、自分自身を客観的に見れたことと思います。

項目は絞り出せば絞り出せるほど、自分のことを知れることになります。

まずは、この2つのステップで、自分自身の性質を把握します。これがあなたが与えられた貴重な才能です。

この把握するという作業が、自分自身を受け入れるという作業になります。

この時点で、人と比べる理由がなくなっているはずです。あなたには、あなただけの良さがあります。その良さを受け入れることで、人を羨む理由もないし、人と比べる理由もありません。

これだけで、気持ちがだいぶ楽になっていると思います。

肩の力を抜いて、自然な雰囲気に身を任せます。自分のありのままでいればいいだけです。

これが本来の自分の姿です。

そして、更に幸せを感じられる方法があります。

自分の持っている物で、人に何をしてあげられるかを考える

自分を受け入れて、自然な自分で居られる様になった後は、その自分の才能を使って、周囲の人に何をしてあげられるのかを考えます。

認識した自分の良さを使って、まずは自分の身近な人に何かしてあげられることを考えて、実行します。

例えば、話しを聞くのが得意だったら、身近な人の話しを聞いてあげてみてください。ほんの些細なこと、自分が無理なくできることでいいのです。小さなことから始めることが肝心です。

そして、少しでも相手の為になることをしてあげられたことに幸せを感じましょう。

気を付けたいのは、相手からの反応を期待しないことです。自分が相手のことを考えて、相手のためと思うことをしてあげられたこと自体が嬉しいこと、幸せなことなのです。それだけです。

こうして、自然のありのままの自分自身で居ることができて、更に周りの人のためになることをしてあげられれば、その積み重ねで幸せも積み重ねられていきます。

小さな幸せを積み重ねて大きな幸せに育てましょう。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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