人は誰しも、様々な心配事を抱えながら生活しています。
それは、そのことについて真剣に考えているということです。
僕も真剣に考えていることほど、心配事が浮かんできたりします。
特に若い時は、心配事をあれこれ考え続けてしまい、余計に心配になったりしていました。
物事に真剣に取り組むのは素晴らしいことです。
しかし、その真剣に取り組んでいることが、心配事になってしまうのはもったいないことです。
真剣に取り組んでいればいるほど、真剣に考えて、心配や不安になってしまうのは分かります。
でも、人間は未来を見通せるほど偉くはありません。
その心配事は、ほぼ取り越し苦労で終わります。
心配事を考えていいことはありません。心配事は意識的にでも考えないようにします。
心配事の内容を分析する
真剣に取り組んでいること程、そのことを考え過ぎてしまい、その考えが、不安や心配になってきてしまうことはよくあります。
未来のことは、どんなに考えても分かりません。ただの予想でしかありません。
一方、分かっちゃいるけどやめられないという気持ちも分かります。
そうであれば、一度だけ、とことん考えてみるのも手になります。
ただ、その時は、漠然と考えるのではなく、考えている内容を分析します。
どのように分析するか、自分の力の及ぶことと及ばないことに分類します。
心配事の要因が自分の力が及ぶことだった場合、まだ出来ることがあるということです。心配になっている場合ではありません。自分の出来ることをいますぐやります。
自分の出来ることがあるにも関わらず、それをやらずに心配だけしていても始まりません。
心配になる程真剣なことなのですから、自分のベストを尽くします。
心配事の要因が自分の力が及ばないことだった場合、これは出来ることはありません。更に、心配しても仕方ありません。自分以外の力がどのように及ぶかは考えても分からないからです。
どうしても考えてしまう場合、その時は一度だけ、どんなことが起こるかとことん予想してみます。
そして、そのことが起こったときの対処法を考えておきます。
ただし、そこまで考えたらもう十分、それ以上は考えないようにします。
意識的に考えないようにする
心配事を分析したら、心配事を考えるのはもうそこまでです。
自然と頭の中で考えてしまうこともあるかもしれません。そんな時は意識的に考えないようにします。
心配事は考えない方がいい理由を2つ説明します。どうしても考えてしまう場合、このことを思い出して、意識的に考えないようにします。
まず第1に、人間は未来のことを見通す力を持っていません。すなわち、考えるだけ無駄です。
考えても無駄なことをいくら考えても意味がありません。意識的に他のことを考えるなどして、心配事から頭を離します。
2つ目は、心配事を考えれば考えるほど、そのことが実現してしまいます。
心配になってしまう気持ちは分かります。でも、考えれば考えるほど、その心配事が実現してしまうと聞いたら、どうでしょう。考えない方が得策です。
考えれば考えるほど、その心配が実現してしまう理由、それは人の持っている力の為です。
人には心の思考を現実化させる力があります。心配でそのことばかり考えていると、心は、その心配事を現実化させようとしてしまいます。
心配事を考えれば考えるほど、そのことの実現が近づきます。意識的に他のことを考えるなどして、心配事から頭を離します。
前向きで楽しいことを考えて幸せでいる
心配事を考えている時、幸せでしょうか。
心配事を考えている時、心の向きは前向きでしょうか。
そうではありませんね。
物を恐れるという気持ちくらい、価値のない結果を人生にもたらすものはありません。
心の向きは常に前を向けて、積極的な姿勢でいることで幸せを感じることが出来ます。
常に自分の心の向きをチェックして前に向けておき、幸せを多く感じましょう。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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